− 第1章 物質の構成−第11講 −

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1−6 金属結合と金属結晶
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粒子くん 化学結合には、金属元素と非金属元素の組み合わせによるイオン結合、非金属元素と非金属元素の組み合わせによる共有結合、そして金属元素と金属元素の組み合わせからなる金属結合がある。
第11講では、3つ目の化学結合である金属結合について、その特徴を調べてみよう!
1.金属結合と結晶
金属原子は、一般に価電子を放出して陽イオンになりやすい。多数の金属原子が集まると、互いの価電子を放出して金属は陽イオンとなり規則正しく配列する。放出された価電子は陽イオン間を自由に動くことができ自由電子とよばれる。この自由電子を媒介とした金属陽イオン間の結合を金属結合という。
自由電子は、多数の陽イオンの間を自由に動き回りながら金属の陽イオンを結びつけている。
波線は陽イオンの振動を表している。高温ほど振動が大きくなるので、自由電子は動きにくくなる。

このように、金属の陽イオンが金属結合によって規則正しく配列した結晶を金属結晶という。
金属結晶の特徴
@.自由電子があるため、電気伝導や熱伝導がよい。
A.一般に融点が高く、展性・延性に富む。
※展性・・・・たたくと薄く広がる性質
※延性・・・・引き伸ばすと細い線になる性質
B.金属光沢がある。

2.金属のおもな結晶格子
金属結晶のおもな配列の仕方(結晶格子)には、体心立方格子面心立方格子六方最密構造がある。
※単位格子(たんいこうし)・・・・結晶をつくる原子または分子の最小基本単位
種類 体心立方格子 面心立方格子 六方最密構造
結晶格子
配位数 8個 12個 12個
配位数の説明
単位格子
粒子数 2個分 4個分 6個分
粒子数の説明
金属の例 K、Na、Ba、Fe Ca、Al、Cu、Ag Be、Mg、Zn
模型図 体心立方格子 面心立方格子 六方最密構造


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