− 第1章 物質の構成−第7講 −

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1−7 元素の周期律と周期表
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粒子くん 原子の周りを飛び回っている電子は、デタラメに運動しているのではなく、ちゃんとしたルールにしたがっている。
第5講では、この電子の飛び回り方を調べてみよう。
1.元素の周期律
原子を原子番号の順に配列し、原子の価電子の数を比較すると、
価電子の比較 左の図のように、価電子の数が周期的に変化することがわかる。これを元素の周期律といい、19世紀の後半、メンデレーフにより発見された。
元素の周期律にもとずいて、元素を原子番号の順に並べ、性質の似た元素が縦の列に並ぶように配列した表を元素の周期表という。

2.元素の周期表
元素の周期表では、縦の列を、横の行を周期という。周期表において、同じ族に属する元素を同族元素といい、一般に価電子の数が同じで性質も似ていることが多い。
特に性質が似ている同族元素群は、特別な名称でよばれている。たとえば、水素を除く1族の元素群はアルカリ金属、ベリリウムとマグネシウムを除く2族はアルカリ土類金属、17族はハロゲン、18族は希ガスとよばれる。
  1族 2族 3族 4族 5族 6族 7族 8族 9族 10族 11族 12族 13族 14族 15族 16族 17族 18族
第1周期   He
第2周期 Li Be 非金属元素→ Ne
第3周期 Na Mg ←金属元素 Al Si Cl Ar
第4周期 Ca Sc Ti Cr Mn Fe Co Ni Cu Zn Ga Ge As Se Br Kr
第5周期 Rb Sr Zr Nb Mo Tc Ru Rh Pd Ag Cd In Sn Sb Te Xe
第6周期 Cs Ba Hf Ta Re Os Ir Pt Au Hg Tl Pb Bi Po At Rn
第7周期 Fr Ra はランタノイド、はアクチノイドとよばれる元素群で、それぞれ15種類の元素が配属されている。
族名












アルカリ金属・・・・Hを除いた1族の元素
アルカリ土類金属・・・・Be、Mgを除いた2族の元素
ハロゲン・・・・17族の元素
希ガス・・・・18族の元素 





価電子 規則性なし(最外殻電子の数は2または1)
分類 典型
元素
遷移元素 典型元素

◆ 周期表の分類
元素には、金属元素非金属元素がある。また、周期表における1族、2族と12族〜18族の元素群を典型元素、3族から11族の元素群を遷移元素(せんいげんそ)とよんでいる。
典型元素 金属元素 同族元素で化学的性質が類似しており、化合物には無色のものが多い。  
非金属元素
遷移元素 金属元素 同一周期の隣り合う元素で化学的性質が類似しており、化合物には有色のものが多い。
非金属元素の特徴
単体は分子からなるものが多く、電気を導きにくい。一般に陰イオンになりやすい(陰性)
その酸化物はアルカリと反応するものが多い。
金属元素の特徴
単体は電気をよく導く金属で、一般に陽イオンになりやすい(陽性)
その酸化物は酸と反応しやすい。金属元素のうち、Al、Zn、Sn、Pbなどは酸ともアルカリとも反応するので両性元素とよばれる。

3.周期表の特徴
周期表
★ 第1イオン化エネルギー
同周期では、1族が小さく18族が大きい。同族では下側ほど小さい値となる。したがって、Heが最大となり、Frが最小となる。つまり、左下の元素ほど陽性となる。
★ 電子親和力
同周期では、1族が小さく、17族が大きい。同族では上側ほど大きい値となる。したがって、Fが最大となる。つまり、18族を除いて右上の元素ほど陰性となる。
★ 原子の半径
同周期では、原子核の正電荷(原子番号)が大きい ほど、電子を強く引きつけるので、原子の半径は小さくなる。

【原子番号20番までの元素の周期表を覚えよう!】

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