− 第2章 物質の状態−第1講 −

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2−1 物質の三態
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3.気体の圧力

トリチェリーは、1643年実験により大気が圧力を示すことを発見した。その圧力(大気圧)は、押し上げられた水銀柱の高さで表され、約760mmHgである。そこで、760mmHgの圧力を1atmと決めた。
圧力の単位

1atm=760mmHg=101.3kPa
※kPaは、キロパスカルという圧力の単位

4.蒸発と蒸気圧
水をふたのない容器に入れて放置すると、やがて容器は空になってしまう。これは、常温でも液面から水分子が蒸発し続けるためである。
しかし、密閉容器に水を入れて放置すると、蒸発して気体になる水分子と凝縮により液体にもどる水分子の数が等しくなり、蒸発は止まったように見える。
この状態を飽和状態といい、飽和状態において蒸気が示す圧力を飽和蒸気圧(蒸気圧)という。
▼ 蒸気圧曲線
蒸気圧曲線 蒸気圧は、温度によって変化し温度が一定であれば、常に一定の値を示す。
左のグラフのような、蒸気圧と温度の関係を示す曲線を蒸気圧曲線という。

蒸気圧が大気圧(760mmHg)に達すると、液体内部からも急激な蒸発がおこる。
この現象を沸騰といい、このときの温度を沸点という。
グラフより、エタノールの沸点は約78℃、水の沸点は100℃ということが読みとれる。
【例題】
 グラフの中で、最も蒸発しやすい物質はどれか。
低温でも蒸気圧の大きい物質が蒸発しやすい。
答え:ジエチルエーテル
【例題】
 大気圧が400mmHgの山頂での水の沸点は約何℃か。
蒸気圧が大気圧と等しい400mmHgになるときの温度を読みとる。
答え:約85℃


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