| 2.シャルルの法則(体積と温度の関係) |
- 1787年、フランスのシャルルは、気体の熱膨張を研究して、『圧力が一定ならば、一定量の気体の体積[V]は、温度 t が1℃上昇するごとに、0℃の時の体積V0の1/273ずつ増加する』というシャルルの法則を発見した。
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- ▼ 実験結果とグラフ
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上図のように、0℃の時の体積をV0とすると、温度が1℃上昇するごとに、0℃の時の体積V0の1/273ずつ増加する。 この結果から、-273℃での体積は理論上0になる。1848年、イギリスのケルビンは、-273℃(正確には-273.15℃)を基準の0とする絶対温度[T]を提唱した。 T = t + 273 (単位はケルビン、Kで表す) 絶対温度を用いると、シャルルの法則は、 『圧力が一定ならば、一定量の気体の体積[V]は絶対温度[T]に比例する』と表せる。 これを一般式で表すと、
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| 一般に、圧力一定のもとで、絶対温度[T1]で体積[V1]の気体が、絶対温度[T2]で体積[V2]になったとすると、V/T = 一定 より |
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■ 例題1
| 一定の圧力において、27℃で体積30リットルの気体の温度を127℃に上げると体積は何リットルになるか。 |
| 解 |
絶対温度にすると、T1=27+273,T2=127+273となる。 求める体積をV2とすると、シャルルの法則より
30リットル ―――― 300K | = | V2 ―――― 400K | |
これを、たすき掛けで展開すると、V2×300 = 30×400 V2 = 40リットルとなる。 |
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■ 例題2
| 17℃で体積400mlの気体を、圧力を一定に保ちながら加熱したら、600mlになった。このときの温度は何℃になるか。 |
| 解 |
求める温度を t (℃)として絶対温度にすると、 T1=17+273,T2=( t+273)となる。
400ml ―――― 290K | = | 600ml ―――― ( t+273)K | |
これを、たすき掛けで展開すると、400×( t+273) = 600×290 t = 162(℃)となる。 |
| 別解 |
求める温度を絶対温度の T2(K)とすると、
400ml ―――― 290K | = | 600ml ―――― T2 | |
これを、たすき掛けで展開すると、400×T2 = 600×290 T2 = 435(K)となる。 しかし、これは絶対温度であるので、セルシウス温度にかえればよい。 435−273=162(℃) |
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