| 3.電解質溶液の沸点上昇・凝固点降下 |
- 溶質が電解質の場合、たとえば、塩化ナトリウムの水溶液では、同じ質量モル濃度のショ糖水溶液に比べ、沸点上昇度や凝固点降下度が約2倍の値を示す。
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- ▼ 非電解質と電解質
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例えば、非電解質であるショ糖を2mol溶かした溶液中の溶質粒子数は2molで変わらない。しかし、電解質である塩化ナトリウム2molを溶かした溶液は水溶液中でナトリウムイオン2molと塩化物イオン2molに電離するので、全体で4molの溶質粒子が存在することになる。 したがって、溶質粒子数で比較すると、電離したことで2倍の濃さになる。 |
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| 電解質溶液の場合、沸点上昇または凝固点降下は、電離して生じた全溶質粒子の物質量に比例する。 |
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| 溶質の濃度 |
電離式 |
実際の濃度 |
| 1mol/kg |
NaCl→Na+ + Cl- |
2倍の物質量 (2mol/kg) |
| 1mol/kg |
CaCl2→Ca2+ + 2Cl- |
3倍の物質量 (3mol/kg) |
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■ 例題1
次の物質が1kgの水に0.1mol溶けているとき、沸点の最も高いものはどれか。 @.ショ糖 A.食塩 B.塩化カルシウム |
| 解 |
@〜Bの物質すべて同じ質量モル濃度(0.1mol/kg)である。 沸点上昇度は質量モル濃度(溶質の物質量)に比例するから、 それが最も大きいものが最も高い沸点を示す。 さて、ショ糖は非電解質であるので物質量は0.1molであるが、 食塩と塩化カルシウムは電解質であるので、 それぞれ電離して0.2mol、0.3molとなる。 したがって、Bの塩化カルシウムが最も沸点が高くなる。 |
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