− 第3章 物質の変化−第4講 −

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3−4 可逆反応と化学平衡
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粒子くん 化学反応には、反応物質から生成物質への一方通行だけでなく、逆向きにも反応が起こるものがある。そして、このような変化では互いの反応がつりあっているものが多い。ここでは、この「つりあい」が濃度、圧力、温度によってどのような影響をうけるかについて考えてみよう。
また、この単元は化学Uに属する内容となる。
1.可逆反応
化学反応において、正反応(右向きの反応)と同時に逆反応(左向きの反応)もおこる反応を可逆反応という。これに対して、一方向しか起こらない反応を不可逆反応という。
・例) 2 + T2  2HT (→正反応 、←逆反応)

・例) 2 + 3H2  2NH3 

・例) NH3 + H2O  NH4+ + OH- 


2.化学平衡
可逆反応において、正反応と逆反応の速度を調べてみると!
可逆反応では、ある時間経過すると、正反応の速度と逆反応の速度が等しくなり、見かけ上、反応が停止したような状態に達する。この状態を化学平衡という。

3.質量作用の法則(化学平衡の法則)
化学平衡の状態における、反応物質と生成物質のモル濃度の間には、次のような関係式が成り立つ。
aA + bB  cC + dD  (a,b,c,dは係数)において

正反応 υ1=k1[A]a[B]b    逆反応 υ2=k2[C]c[D]d
[  ]は平衡時のモル濃度を表す。また、k1、k2は温度によって決まる定数
平衡状態は、υ1υ2であるので、次の式が成り立つ。
[C]c[D]d
―――――――
[A]a[B]b
1
――
2
= K(一定)
   K:平衡定数(温度によって決まる)
また、気体どういしの反応については、PV=nRTより、成分気体の分圧P〔atm〕とモル濃度c〔mol/l〕との間に、P=cRTの関係がある。
平衡状態での各気体の分圧をPA、PB、PC、PDとすると、次の式が成り立つ。
K= [C]c[D]d
―――――――
[A]a[B]b
(PC/RT)c(PD/RT)d
――――――――――
(PA/RT)a(PB/RT)b
Cc・PDd
――――――
Aa・PBb
(RT)(a+b-c-d)
p Cc・PDd
――――――
Aa・PBb
圧平衡定数という。K=Kp・(RT)(a+b-c-d)

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