| 1.アレーニウスの定義(狭義の定義) |
| ▼ | レモンのしぼり汁や食酢、胃液などは、酸味を示しリトマス紙を青から赤にする。このような性質を酸性といい、酸性を示す物質を酸という。 |
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- 胃液の成分は、塩酸(塩化水素+水)である。塩化水素は、水溶液中では次のように電離している。
 塩化水素から電離により生じた水素イオンは、水分子の非共有電子対と配位結合をつくり、オキソニウムイオンになっている。
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- これを、反応式で表すと
HCl + H2O H3O+ + Cl- しかし、水素イオンと水分子の結合からできるオキソニウムイオンは、 簡単にH+と表されることが多い。 HCl H+ + Cl-
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| アレーニウスの定義によれば、水溶液中で水素イオン(H+)を生じる物質を酸という。 |
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- 硫酸は、次のように電離が2段階で進行する。
H2SO4 + H2O H3O+ + HSO4- HSO4- + H2O H3O+ + SO42- しかし、オキソニウムイオンを、簡単にH+と表すと、 H2SO4 H+ + HSO4- HSO4- H+ + SO42- これを、一つの式にまとめると、 H2SO4 2H+ + SO42- と表すことができる。
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| ▼ | また、灰汁や石鹸などの水溶液は、苦味を示しリトマス紙を赤から青にする。このような性質を塩基性(アルカリ性)といい、アルカリ性を示す物質を塩基という。塩基のうち、水に溶けるものをアルカリという。 |
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- 水酸化ナトリウムや水酸化カルシウムは、水溶液中で次のように電離する。
NaOH Na+ + OH- Ca(OH)2 Ca2+ + 2OH- また、アンモニアは水に溶け下のように電離する。 NH3 + H2O NH4+ + OH-
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| アレーニウスの定義によれば、水溶液中で水酸化物イオン(OH-)を生じる物質を塩基という。 |
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| ※ | 記号 は、電離してイオンを生じるが、それらの中にはもとに戻るものもあることを示している。 また、酸や塩基としての性質を示すのは、水に溶けてH+やOH-に電離することが条件になる。 |
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