| 1.強酸(強塩基)による弱酸(弱塩基)の遊離 |
- 弱酸や弱塩基からなる塩に強酸や強塩基を加えると、塩の生成に関与した弱酸や弱塩基は強酸や強塩基との対決に負けて気体として発生する。
|
- ・炭酸カルシウムに塩酸を加える
- CaCO3 + 2HCl → CaCl2 + H2O + CO2↑
炭酸カルシウムは弱酸である炭酸と水酸化カルシウムからなる塩である。そこに強酸の塩酸が入ってくると炭酸と塩酸の対決が起こる。弱酸である炭酸は戦いに負け水と二酸化炭素となり水溶液中から追い出されてしまう!
|
- ・亜硫酸ナトリウムに希硫酸を加える
- Na2SO3 + H2SO4 → Na2SO4 + H2O + SO2↑
亜硫酸ナトリウムは弱酸である亜硫酸と水酸化ナトリウムからなる塩である。そこに強酸の希硫酸が入ってくると亜硫酸と希硫酸の対決が起こる。弱酸である亜硫酸は戦いに負け水と二酸化硫黄となり水溶液中から追い出されてしまう!
|
- ・硫化鉄に希硫酸を加える
- FeS + H2SO4 → FeSO4 + H2S↑
硫化鉄は弱酸である硫化水素と水酸化鉄からなる塩である。そこに強酸の希硫酸が入ってくると硫化水素と希硫酸の対決が起こる。弱酸である硫化水素は戦いに負け水溶液中から追い出されてしまう!
|
- ・塩化アンモニウムに水酸化カルシウムを加える
- Ca(OH)2 + 2NH4Cl → CaCl2 + 2H2O + 2NH3↑
塩化アンモニウムは塩酸と弱塩基である水酸化アンモニウムからなる塩である。そこに強塩基の水酸化カルシウムが入ってくると水酸化アンモニウムと水酸化カルシウムの対決が起こる。弱塩基である水酸化アンモニウムは戦いに負け水とアンモニアとなり水溶液中から追い出されてしまう!
|
- 弱酸または弱塩基の性質を有する気体の場合、ほとんどこの方法で生成できる。
|