− 第5章 有機化合物−第14講 −

[ HOME | CONTENTS | 講義内容 | 基本例題 | 基本問題 | 応用問題 | 択一クイズ | 質問ボード ]
5−14 芳香族カルボン酸
Page 2/2 前Pageへ
3.サリチル酸の反応
サリチル酸は、カルボキシル基とヒドロキシル基の2つの官能基を有しているため、カルボン酸とフェノール類の両方の性質を示す。したがって、フェノール類の検出反応である塩化鉄(V)との反応も示し青紫色を呈する。
また、サリチル酸は針状の白色結晶である。
下記の反応図中の(  )内は触媒を表す。
アルコールとの反応 酸との反応
サリチル酸

エステル化
CH3OH
(硫酸)

アセチル化
無水酢酸

サリチル酸メチル アセチルサルチル酸
     
鎮痛用塗布薬がある。   解熱剤(アスピリンとも呼ばれる)

サリチル酸はアルコールと酸の両方の性質があるので、酸ともアルコールともエステル結合することができる。
特に、無水酢酸との反応では、アセチル基(CH3CO−)ができるのでアセチル化と呼ばれる。


Page 2/2 前Pageへ


[ HOME | CONTENTS | 講義内容 | 基本例題 | 基本問題 | 応用問題 | 択一クイズ | 質問ボード ]
Copyright (C) 1998-1999 Kimiaki Yoshino.
All rights reserved.