| 5.合成繊維(ポリビニル系繊維) |
| ポリビニル系繊維・・・・ | ビニル基(−CH=CH2)をもつ化合物を付加重合して得られる高分子。 |
|
- ◆アクリル繊維
| アクリロニトリルを主成分として、これに他の単量体を混合し、付加重合(共重合)させると、アクリル繊維が得られる。混合する単量体に塩化ビニルを用いたものは、燃えにくい。 | | 単量体 | | 単量体 | アクリロニトリル n CH2=CH−CN | + | 塩化ビニル n CH2=CH−Cl | | 付加重合(共重合) ↓ | -[-CH2−CH(CN)−CH2−CH(Cl)-]n- アクリル繊維 | |
 | アクリル繊維は、保温性や弾力性がよく、セーターや毛布、カーペットに用いられてる。 |
|
- ◆ビニロン
酢酸ビニルを付加重合させたポリ酢酸ビニルをけん化した後、アセタール化したもの。このとき、完全にはアセタール化されずヒドロキシル基が残っているため吸湿性を示す。
| | アセチレン | | 酢酸ビニル | | | CH≡CH | CH3COOH ──────→ 付加反応 | CH2=CH l OCOCH3 | ──────→ 付加重合 |
| | ポリ酢酸ビニル | | ポリビニルアルコール |  | 塩基 ──────→ けん化 |  |
| | ビニロン | HCHO(酸性) ──────→ アセタール化 |  | |
 | ビニロンは、強度が大きく、適度な吸湿性をもっているので、作業服やロープなどに用いられる。 |
|