| 6−4 合成高分子(合成ゴム) | | Page 1/1 |  | 昔は、植物(ゴムノキ)の樹皮から分泌される樹液をゴムと呼んでいた。合成ゴムとは、加硫などの人工的な操作により合成される、大きな復元力や高い弾性を有するゴムのことである!
- ポイント
- 天然ゴムと合成ゴムの単量体について整理しておく。
| | 1.生ゴム(天然ゴム) | - ゴムノキの白い粘性のある樹液(ラテックス)に酸を加えると沈殿してくる。
| - ◆生ゴムの構造
| イソプレンが付加重合したポリイソプレンであり、分子内に多数の二重結合(不飽和結合)をもっている。 | | 単量体 | | 重合体 | | イソプレン | | ポリイソプレン | n CH2=C−CH=CH2 l CH3 | 付加重合 ――――→ ←―――― 熱分解(乾留) |  |
- ※ 生ゴムを乾留(空気を遮断して加熱)すると、主成分のイソプレンが得られる。
| | - ◆弾性ゴム
生ゴムに硫黄を混ぜて加熱《加硫》すると、弾性や耐久性の増した弾性ゴムが得られる。 ・硫黄を多量に加えると、硬い樹脂状のエボナイトになる。 |  | 加硫 ――――→ |  |
- ※ 鎖状の生ゴム分子は分子内に多数の二重結合をもっており、。硫黄原子がそこに付加することにより、分子間に硫黄の橋渡し(架橋構造)ができるので弾性が大きくなる。
| | | 2.合成ゴム | - 付加重合や共重合により合成される。
| - ◆付加重合による合成ゴム
| 単量体 | | 重合体 | n CH2=C−CH=CH2 l X | 付加重合 ――――→ |  | | | X | 単量体 | 合成ゴム | 用途 | | H | 1,3-ブタジエン | ブタジエンゴム | タイヤ | | CH3 | イソプレン | イソプレンゴム | タイヤ | | Cl | クロロプレン | クロロプレンゴム | コンベヤー用ベルト | | - ◆共重合による合成ゴム
| 単量体(1,3-ブタジエン) | | 単量体 | n CH2=C−CH=CH2 l H | + | n CH2=CH l X | | 共重合 ↓ |  | | | X | 単量体 | 合成ゴム | 用途 | | C6H5 | 1,3-ブタジエン とスチレン | スチレンブタジエンゴム | タイヤ、くつ底 | | CN | 1,3-ブタジエン とアクリロニトリル | アクリロニトリルブタジエンゴム | ホース、パッキング | | - ◆弾性ゴム
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