- ・牛乳には乳糖が含まれている
- 母乳や牛乳にはラクトース(乳糖)が含まれています。身体のなかに入ったラクトース(乳糖)は、消化管を通りながら、さらに小さな単糖類に分解され吸収されていきます。ラクトース(乳糖)を分解するにはラクターゼといわれる分解酵素がなくてはなりません。二糖類のラクトース(乳糖)は酵素ラクターゼにより、単糖類のグルコース(ブドウ糖)とガラクトースに分解されます。
- ・ラクターゼを持っていないお父さん
- さて、この分解酵素のラクターゼは、幼児のうちは、誰でも持っています。ところが、成長するにしたがって、消化管(小腸粘膜)の中にラクターゼが少なくなったり欠損してしまう人がかなりいるそうです。白人では1割以下・東洋人では7〜8割にのぼるそうです。このような人は、消化管でラクトース(乳糖)が消化されません。むしろ腸管に刺激を与える効果があるため、結果として下痢等を引き起こすことになるのです。『乳糖不耐症』と呼ばれます。
- ・酵素は、またできる
- ラクターゼのような消化酵素は、牛乳をまた飲み続けていると、できてくる場合もあるそうです。しばらく、継続して飲んでいたら、下痢しなくなったというケースはおおむねこれだといわれています。
日本人が牛乳を飲み始めた歴史は、まだ100年足らずですので、これからはラクターゼ保持者の大人も徐々に増えていくのではないでしょうか?
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