- ・主成分はマンナン
- コンニャクの主成分は、グルコース(ブドウ糖)とマンノース(グルコースの異性体)からできたマンナンとよばれる多糖類です。
あとは、ほとんど(97%)が水分でできています。このマンナンを分解できる消化酵素を人間の消化管はもっていないので、大腸まで素通りします。大腸で微生物の作用により分解され、大量の水分が大腸から吸収されることになります。
- ・食物繊維の働き(整腸作用)
- 人の消化酵素では消化されない多糖類を食物繊維といい、マンナンのほかに紙や木材の繊維素セルロースなどがあります。食物繊維は、腸内の有害物質の排出を促し、腸をきれいにしてくれます。また、便通をよくしてくれるだけでなく、腸に害を及ぼす細菌の繁殖なども防いでくれます。
- 参考
- ヤギや羊は、紙を食べますが、彼らは消化管(胃)の中にいる微生物によってセルロースが分解されたもの(グルコース)を栄養とすることができるので、消化管自体がセルロースを分解できる酵素をもっているわけではありません。
- ・カロリーは0
- コンニャクには、カロリー(栄養素)がありません。しかも、水分を多く含むので満腹感も味わえます。整腸作用とあわせて、肥満の防止や、美容と健康にいいのもコンニャクの効能の一つといえるでしょう。
- ・過ぎたるは及ばざるが如し
- コンニャクが、美容と健康にいいからといっても、毎日コンニャクばかり食べるのはよくありません。人によっては、コンニャクの食べ過ぎで便秘になる場合もあるようです。健康な人なら、週に1、2回コンニャク料理を食べるのがベストでしょう。
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