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粒子くん 暖房の季節に危ないガス中毒
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・ヘモグロビンの働き
血液中のヘモグロビンは酸素とくっつきやすく、また、酸素のないところでは、酸素を離す性質がある。そこで、血液は肺の毛細血管の中で酸素とくっつき、体内を回りながら各組織に酸素を置いていく。ヘモグロビンは酸素の宅配便である。酸素を多量に消費すね組織の1位が筋肉、2位が脳である。

・一酸化炭素はヘモグロビンと大の仲良し
一酸化炭素が肺に入り込むと、ヘモグロビンは一酸化炭素とくっついてしまう。(CO−Hbの誕生)なんと、一酸化炭素は、酸素の300倍もヘモグロビンとくっつく力があり、しかも、一度くっつくとなかなか離れない。一酸化炭素を含んだ空気を吸うと、ヘモグロビンが次々と一酸化炭素とくっついて、酸素を運ぶヘモグロビンがいなくなる。そのため、体内の酸素が不足状態になる。これが、一酸化炭素中毒である。


・真っ先にやられるのが脳
脳の中でも特に生命維持装置をコントロールしている脳幹(延髄・橋・中脳・間脳)が損傷を受け、死に至ってしまう。
一酸化炭素は普通、不完全燃焼によって発生する。作業環境中の許容量は空気中に0.01%までといわれているが、そのわずか100倍の1%で即死してしまうというから恐ろしい。木造住宅の火災の場合、この1%の濃度に達するのに発火後14〜15分程度といわれている。

参考
一酸化炭素ヘモグロビン(CO−Hb)は鮮紅色をしている。そのため、一酸化炭素中毒で亡くなった人の肌は体表面から見ても、鮮やかなピンク色をしているそうです。普通の死体は、酸素が全部消費されてしまうので、外見上の皮膚の色は紫色を帯びた暗い赤になるそうです。
火災にあった死体がピンク色をしていれば、生きていて火災にあった証拠でもあるということです。逆に、そうでない場合、犯罪の隠蔽のため、殺されてから火災にあったのではないか?ということも考えられるわけです。


・一酸化炭素中毒の症状
頭痛がしたり、めまいをしはじめたら、第一の危険信号。吐き気がしたら、第二の危険信号です。すぐに、換気をして新鮮な空気を胸一杯吸い込んで下さい。軽いうちなら、これで大丈夫でしょう。
さらに、中毒が進むと意識を失います。そうなったら、外へ運び出し人工呼吸。それでもだめなら、酸素吸入が必要です。119番に電話して救急車にきてもらいましょう。
この中毒では、元気になってもしばらく動かず、絶対安静にすることが重要です。軽度でも脳障害を起こし、記憶喪失になるなど後遺症が残る場合があります。とにかく、新鮮な空気、それに手当は早ければ早いほどよいということです。




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